※WARNING!!!※
この記事は『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のネタバレを初っ端から全力でしていく記事になります。
なのでユア・ストーリーのネタバレを見たくない人はすぐに戻るんだ!
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※WARNING!!!※

おいっすー!

まあいつもどおり私はのんび~りTwitterしてたらさ
「クソ映画!」
「私は好きだけどなぁ」
「いいところもあったけど悪いところが大きすぎた」
「実写版デビルマン以下!」
「こんな事になるなら映画にしてほしくなかった…」
ととんでもない事になっているとある映画の噂を聞きつけたんだ。

その名も

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

世界的有名ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズ
その中でも特に人気があるであろう
『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』
を題材にした2時間ちょいの映画です。

まあ上述のようにボロクソに言われていたら私がすることは一つだけ。

もしかしたら本当は面白いのかもしれない

そう、もしかしたら実はみんな悪く言い過ぎているだけで本当は面白いのかもしれないと思ったので今日見てきました★
あと、個人的に引っかかったのが
「実写版デビルマンよりひどい」
など実写版デビルマンと比較されていたこと

あの生き地獄を本当に知っている上でそれは言えるのか

実写版デビルマンの名誉を守るためにも、実写版デビルマンという最低だけどなんだかんだ嫌いじゃないしちょっと好きな愛すべき作品のためにも、絶対にこの戦いを「完走」しなければいけないと強い使命を胸にいだき私は映画館に行きました。

しかしここで一つ先に謝らなくてはいけないことがあります。
大変申し訳ありません。
私、実は

ドラゴンクエストⅤをまだ遊んだことがないのです

なので、この記事を書き終えたら早速SFC版のドラゴンクエストⅤ天空の花嫁を買って遊ぼうと思います。
と書きましたが記事を書いているこのたった今、アマゾンで注文しました。

では、行きます。
完走した感想です。

1.話の流れ
そもそもドラクエⅤ自体が有名な親子3代に渡る話なんすよね
主人公がお父さんと過ごしていた頃の話
主人公が青年になり、花嫁と出会う話
主人公の子供が活躍する話
未プレイで申し訳ないんですが、こういう話の流れが原作ではありまして

じゃあ今作、どうなっていたかというと…
(何度もすいません原作遊んだことないので後でSFC版遊んだ後にどれだけ違いがあったのか確認したいのも兼ねてかなり長い文章になってます。申し訳ないです。)

※めんどくせーから手短に教えろ豆腐って人向けのあらすーじ※
奴隷ですが気合い入れて逃げたら幼なじみと結婚できました
石になってたけど子供が助けてくれました
ゲマ「やーられちゃったーい」
ミルドラース「大人になれYO」
主人公「うるせぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スラりん「実は俺は対ミルドラース用ワクチンプログラムなんだぜおrrrrrrrrrrrrr!!!!!」
ミルドラース「ごめんなさいー!死んだー!」
主人公「わーいかったー★★★★★」
※おわり※

①子供の頃の話は殆どがゲームのドット絵映像(原作やっておけば本編とどれだけ似ているのか比較出来たんだよなぁ…悪いことをしてしまった…)とメッセージウィンドウのナレーションで進行。
サンタローズからの旅立ち~ヘンリー王子誘拐~パパスの死はウリのCGアニメーション(このCGも賛否出ていますが、個人的には非常にクオリティが高く、綺麗に感じました。)で進行。

②ゲマに捕まり、奴隷としてヘンリー王子と共に強制労働に従事していた主人公のリュカ。
他の奴隷の助言を受けて、死体用の樽の中に入り神殿から脱出。
プサンという酒場を営むお爺さんに保護され、ヘンリー王子の故郷へと向かう。

③父とかつて生活していた山小屋のあるサンタローズへ帰還
隠し部屋にて父の日記を発見し、天空人(てんくうびと)である母マーサが生きているという希望を確信。
と、同時に一緒に旅をしてくれていた付き人のサンチョと再会。父の剣を受け継ぎ、ミルドラース復活阻止の鍵を握る天空の剣を探すため、ルドマンの屋敷があるサラボナを目指す。

④メタルスライムやドラキー、多種多様なモンスターとの戦いの中、優しい心を持ったスライムことスラりんが仲間に。更に幼少期を共に過ごしたゲレゲレと再会し、サラボナに到着。
ところが、サラボナはブオーンというモンスターによって大きな危機を迎えていた。
ルドマンの屋敷でフローラと出会い、リュカはかつて自分がパパスとの旅の途中で彼女と出会った事を思い出す。
ルドマンからやや強引にブオーン討伐を頼まれ、天空の剣を譲ってもらえる…と思いきや宝物部屋はブオーンにより破壊され、部屋の中にあった天空の剣も盗まれてしまう。
ブオーン討伐を成し遂げれば、フローラと結婚できると聞き、リュカはゲレゲレ、スラりんと共にブオーンのいる祠へ突撃するが返り討ちにあい黒焦げに…。

⑤宿屋にて幼なじみのビアンカと再会。
ブオーンとの戦いの中、天空の剣を取り戻し、天空人の血を引くリュカは剣を引き抜けるかと思われたが失敗。
リュカはビアンカ、ゲレゲレ、スラりんとの連携プレーでブオーンを追い詰め、改心させる。
サラボナの住民たちから感謝され、ビアンカのフォローもありリュカはフローラとの婚約を正式に決定する。が…
宿屋ではビアンカが飲んだくれになっており、彼は足早に自分の部屋へ…そこへ占い師のお婆さん(実はフローラが変化の杖と思われる杖で変身した姿)がやってきて、「自分の本当の気持ちと向き合いなさい」とリュカに言い、自分の本心と向き合える魔法の聖水を手渡す。
リュカは迷った末に聖水を飲み、本心と向き合う。
彼は自分の本心に嘘をついており、「本当に背中を預けあえ、本心で話せる相手」つまりビアンカと本当は結婚したかったのだ。

⑥翌朝、フローラとの婚約を破棄。ルドマンは激怒し、主人公と袂を分かったか…と思えたがゲマによるミルドラース復活阻止には人間に姿を変えたマスタードラゴンを探し出す必要があると様々な助言をくれた。
リュカとビアンカは、一度サンタローズの山小屋へと戻る。
そしてビアンカは妊娠し、男の子を授かる。名前はアルスと名付けた。
アルスの成長と共に天空の剣も何かを感じるかのように震えていた…。

⑦ある日、ゲマとその手下たちが遂にサンタローズの山小屋を襲撃。
リュカはサンチョにアルスを任せ、ビアンカと共にモンスターたちを迎え撃つ。
しかし…ゲマの魔法により、リュカは石化。
ビアンカは神殿へと連れ去られそこで驚愕の事実をゲマに突きつけられる。
そう、実はビアンカもリュカ同様天空人の末裔だったのだ。
神殿には、リュカの母マーサも囚われており、ビアンカはゲマにマーサと天空人同士でしか出来ない心の会話(テレパシー的なもの)で会話して魔界の門を開きミルドラースを復活させる呪文を聞き出すよう命令される。
しかしビアンカはこれに抵抗するも、ゲマの魔法によりリュカ同様石化してしまう。

⑧リュカとビアンカが石になってから8年。
アルスは成長し、サンチョと共にリュカの石化を解除。
更にはアルスにも受け継がれた天空人の血により遂にアルスは天空の剣を鞘から引き抜く。
リュカとアルスはマスタードラゴンを探すため、プサンを頼ることにするが、なんとプサンその人がマスタードラゴンである事が発覚。
ドラゴンの姿にプサンが変身するには、ドラゴンオーブという秘宝が必要であり、幼少期からリュカが持っていたドラゴンオーブのかけらは偽物である事が発覚。
ドラゴンオーブを取り戻すため、妖精の助力を仰ぐ事に。

⑨キラーマシンだらけの妖精の試練を乗り越え、リュカは妖精の力で過去の自分に会いに行き、過去の自分が所持していた本物のドラゴンオーブを偽物とすり替えることに成功。
遂にマスタードラゴンがドラゴンオーブの力で復活する。

⑩マスタードラゴンの圧倒的な力で神殿の上部へと突入。
更にビアンカも復活し、父と母、そして子は最後の戦いに挑む。
途中、リュカは母マーサと再会するが、ゲマの魔法でマーサは死んでしまう。
怒りに燃えるリュカ達、遂に決戦の火蓋が切って落とされた。
魔法や剣戟がぶつかり合う激しい戦い。
あまりのモンスターの物量に押され始めるリュカ達。
そこにヘンリー王子の援軍やなんと改心したブオーンも助太刀に来てくれる。

⑪遂にゲマと戦うリュカ。
ゲマは圧倒的な魔法の力でリュカをいなすが、リュカも全力で戦い、父の剣で遂にゲマに引導を渡した…かに思えたが、ゲマはマーサの亡骸から天空人の力を奪い尽くし、魔界の門を開いてしまう。
ブオーンのサポートで、アルスは伝承通り魔界の門へと天空の剣を投げ込み、ミルドラース復活は阻止された…と思ったらとんでもない事態が…。

⑫突然、魔界の門から謎のキューブ状の柱が出現。
更には真っ白な仮面を被ったミルドラースと名乗る化け物が表れ、「この世界は作り物だ。」と宣言し、ビアンカ、アルス、ブオーン、モンスターたち、冒険し、守ろうとした世界がどんどんテクスチャを剥がされたかのように真っ白になり、粒子へと破壊されていく。

⑬ミルドラースと名乗る化け物は、ゲームが憎い人間が作ったコンピュータウイルスであった。
そもそも①から⑪までの出来事は、ドラゴンクエストⅤというゲームを追体験出来るVRゲーム内での話であり、リュカも実はVRプレイヤーの会社員の青年であった。
ウイルスのミルドラースは、「全てが作り物の世界をなぜそこまで大事にする」、「現実からゲームに逃げているだけ」、更にはトドメと言わんばかりに自分を作った人間からのメッセージ「大人になれ」という言葉をリュカに突きつける。

⑭ドラゴンクエストⅤが大好きで、何度も遊んで、ずっとⅤのキャラクター達と歩んできた。
ずっとⅤが心の支えとなっていてくれた。
それくらい、ドラゴンクエストⅤという作品も、そこにいるキャラクターたちも、ドラゴンクエストⅤという物語も自分にとっての現実だと叫ぶリュカ。
リュカの思いに応えるかのように彼の目の前にはなんとスラりんが現れる。
スラりんはなんとウイルスのミルドラースに対抗するワクチンプログラムだったのだ!
スラりんの背中から現れたものそれは…

ロトの剣だった

ロトの剣をミルドラースに突き立て、遂にリュカはドラゴンクエストⅤの世界を救う。
ビアンカ、アルスたちも蘇り、故郷へと帰還するところで物語は幕を閉じる。

やっぱどう考えても⑪以降は別作品にしか見えないんですけど!?!?

2.良かった所
まずこの映画。
個人的にボロクソに貶すほど酷い作品ではなかったと思います。(というか後でも書くけど実写版デビルマンのほうがひどいよお)
・不安要素だった俳優さん達による声あてですが、青年リュカ役の佐藤健さん、パパス役の山田孝之さん、ビアンカ役の有村架純さん、マスタードラゴン・プサン役の安田顕さん、みんな非常に良い演技をされていました。また、フローラ役の波瑠さんは、なんと若く美しいフローラとは真逆の占い師のお婆さん役の一人二役だったんですが演じ分けが完璧でスタッフロールでこれ見たときはビビりました!また、ゲマ役の吉田鋼太郎さんは非常にねちっこく、残酷で恐ろしい悪を演じられていて印象的でした!
・CGで描かれたキャラの表情や怪我の傷、髪のふわふわ感や美しい背景は一見の価値ありです。
・ゲマとの戦いまではそこまで「え?」と思う点(後述するVR関連の伏線など以外)はあまり感じられませんでした。(でも改心したブオーンとのやり取りは少々乱暴に感じたかなぁ)

ビアンカとフローラ、どちらを妻に?の問いかけにはきっとこれからも答えはないのだなぁと思います。

3.悪かった所
これ本題かもね。
結局、悪かった所は終盤に集中。
終盤以外なら、薬草やドラゴンオーブ以外にももっと色々なドラゴンクエストお馴染みのアイテムとか出してほしかったなぁ。

・普通にミルドラース倒して大団円を迎えればいいものを、唐突な「この世界は仮想現実だったんだ!」とメタ展開に走り始める

・もうぶっちゃけるけどドラゴンクエストⅤというプレイヤーが一人の人間の人生を体験できる作品と仮想現実世界でウイルスに大人になれと言われるテーマが完全に噛み合っておらず、後者が最終盤、ドラゴンクエストⅤをクリアした人なら誰もが印象に残るであろうミルドラースとの戦いを完全に乗っ取り、ドラゴンクエスト、それどころかゲームだけでなく何かを好きになって、それに情熱をかけている人に冷や水を浴びせる様なキャラクターとの戦いの話にしてしまったこと
一応、唐突に出てきたVR設定、それっぽいのを示唆させるセリフや描写もいくつかあったんだよね
①モンスターたちが倒れる時、青白く輝くキューブ状の粒子になって消える
②「クエスト」というまるでモンハンの様な単語が何度か出てくる
③マーサの最終盤でのセリフ「今回のミルドラースは、今までとは全く違う気がします!」(うろ覚え)
④ドラゴンオーブを取り戻す話し合いをする際にプサンが呟く「今回はこういう設定なんだよなぁ…」
⑤フローラが変身した占い師のお婆さんから受け取った「本当の自分の気持ちと向き合える聖水」を飲んだ後のリュカの内面描写(突然サイバーな背景に代わり、ドット絵の文字でリュカの本心が綴られていく)
それでも、うーん…どうなんだろう
特に④はそこまで気にも留めない人もいるかもしれないし…

・上記と似た話だけど、この作品の原作となったドラゴンクエストⅤはビアンカとフローラ、ルドマン、パパスの様にNPCでも人気のキャラクターや主人公と結婚し子供を授かる妻が出てくるなど自分=ドラゴンクエストⅤの主人公と感情移入が非常にしやすい作品。
それであるにも関わらず、最後の最後でラスボスが「ゲームしてないで現実見ろ大人になれそいつらは所詮データの塊なんだぞ」とゲームへの思い入れを根底から否定するテーマを突きつけてしまうこと

終盤でラスボスであるコンピュータウイルスが言う「大人になれ」「ゲームはゲームでしか無いし、キャラクターや世界も実在しない」っていうテーマは、確かにそれがテーマで人気がある作品もあります。
ただ、それを態々ドラゴンクエストⅤでやる必要は無いのでは?と感じました。
この
「大人になれ」
「ゲームは空想」
に対して、主人公は
「たとえ空想だったとしても、ゲームと共に過ごした日々は現実で、ゲームのキャラクター達も確かに自分の心に生きている」(うろ覚え)
っていう反論を叫んで撃破するんですが、この反論にあまり尺を割かなかったがためにカタルシスもあまり感じられないのが本当に、残念です…。

というか、もしかしたら制作陣と私達映画を見に来た人達で大きな価値観のズレがあるのかもしれません。
私達にとって、ゲームというのは不良になる原因・人を駄目にするもの・現実と空想の区別がつかなくなる文化の代名詞ではなくて、立派な娯楽文化です。
ゲームを通じて得られた他者との確かなつながり。
ゲームで健康づくり。
スポーツとして楽しめるゲーム。
子供の教育の手助けになるゲーム。
ときに心を癒やすゲーム。
ゲームと共に歩む人。
それが、私達にとってのゲームです。
ゲームも現実。
虚構だと知っている上で、ゲームを遊んだ人の心には、その人だけが出会えたキャラクター達や景色が残る。
ソフトから離れても、心に残る彼らからエールを貰ったり、時には叱って前を向かせてくれたりもしています。
ゲームも一つの文化で、ゲームへの情熱を絶やすことなく燃やし続けている素晴らしい人達を私は何人も知っています。
どんな事でも、なにかに熱くなれて、情熱をかけられて、ひたすらに打ち込めるのは素晴らしいことだといつも思っています。
この映画はそういう意味では一番やっちゃいけないことをしてしまったのかもしれません。

制作陣からすれば
「君たちの好きなドラゴンクエストⅤはゲームで、遊んできた人はきっとゲームと現実の区別がつかなくて…とか、いつまでもゲームなんかして大人になりなさい…現実から逃げている人間だ…って言われたかもしれない!だけど、僕たちはそんな人達を勇気づけられるメッセージをこの『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』に入れたんだ!」
っていう、完全な善意だったのかもしれません。
そうなるとサブタイトルの『ユア・ストーリー』も「貴方(を応援するため)の物語」となるのではないでしょうか?

ドラゴンクエストも何も関係ない0から作ったオリジナル劇場作品で「現実ではない架空の物語だけど、彼らは生きているんだ!データなんかじゃない!」というメッセージを作品に入れたらここまであーだこーだ言われなかったのかもしれません
ただ、これはドラゴンクエストⅤの映画です。
既存のゲームのシナリオのラストを乗っ取ってまで「大人になれ」「所詮ゲームは現実ではない」って話を入れるのがどれだけ恐ろしいことかって

・負けそうなアンパンマンを応援する子供の前で「話の都合と脚本の流れで絶対に勝つから応援しなくていいよ」と言い放つ。

・将棋で勝てるようになりたいと必死に教本を読み込んで練習している人に向かって「どうせ遊びなんだから勝ち負け気にしなければいいのに」と言う。

・リカちゃん人形で楽しく遊んでいる子供からリカちゃん人形を取り上げて「これは玩具なんだ。生きているわけじゃないんだから布団で寝かしつけなくていい。服も着せ替えなくていい。食事なんて用意しなくていい」と言う。

・読書で、最高の1冊と出会えた人に向かって「でもどうせ虚構でしょ。君が感動した登場人物も実在しないのに、あたかも本人に出会ったかのように感動するとか、現実逃避かな?」と冷やかす。

・大事なゲームを何度もクリアし、その人が大切なキャラを育て終えた瞬間に「たかがゲームのデータによくそこまで愛着持てるし感情移入出来るよね」と言う。

こういうことなんですよ。
そりゃ、怒る人が一定層いてもおかしくないんですよな。

あと、実写版デビルマンより酷いって言われてるけど(私が見た時の感想記事)
もし比較するなら是非実写版デビルマンをノンストップほぼ休み無しで見た(なるべく映画館の上映形式と同じ形で)上で比較してみるのもいいと思うよ★

4.どうすれば良かったのか
一番は最初からドラゴンクエストⅤの映画版として話をすすめるべきだったと思う。
本当に、この映画は原作ゲームとオリジナル要素が全く噛み合っていない不協和音を最後の最後で流してしまったせいで賛否が完全に分かれてしまったんだと思います。
中盤までは面白かったし、グッとくるいいシーンもあったんだしさ。
もしくは、VRと虚構世界の話したかったんならオリジナル作品でやっておけば…と思わずにはいられない。
それくらいにはもったいない作品だった。
あと、今ちょっと思い出したから追記してるんだけど公開当初「スタッフロール欄に鳥山明先生の名前がどこにもない」ってデマが流行ってたけど、原作ゲームの紹介欄みたいなところに先生の名前は載ってたよ~

まあ、長々と色々書いたけど、最後にひとつ

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのことは嫌いじゃないし、なんだかんだ好きだよ。

よっしゃースーファミ版ドラゴンクエストⅤ楽しみじゃー!